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良い歯医者はどんな歯医者?
良い治療はどういう治療なのか?
これはよくよく友人、知人から聞かれる質問です。
こんにちは、等々力・深沢・中町にあるソフィア歯科医院の矢島です。
今回はこの永遠のテーマについて挑戦しようと思います。
結論
結論から申し上げると、
『正直、わかりません。』
なんて無責任に聞こえるかもしれませんが、
人それぞれ『価値観』が異なります。
学歴や年齢、評判、設備が充実などの情報に価値を重んじているのか、家が近く、対応が良い、痛みが消えたなどの機能的なものに価値を重んじているのか?
それとも両方なのか? そしてそのバランスは?
人それぞれです。
そして医療の世界ではっきりと『正しい』といえるものはほぼありえません。
根拠
ただある程度『根拠』というものが存在します。
その『根拠』から来た言葉が
EBM(evidence-based medicine)です。
ただ、科学的根拠というものは確率が高いということを証明しているだけであって『真の根拠』というものではありません。
科学的根拠があるからといって、100%再現性があるということではありません。
ただより確実性の高い治療というのはやはり確率が高い治療という事だということはいえます。
さらにプラスアルファ経過を追うということによって科学的根拠のみならず個別的な根拠というのも重視できるようになると考えております
そのために記録というのを大事にすべきです。
実際にやってみてその効果を検証してみてその結果を振り返る。再評価する。それが最適解ではないかと考えています。
自分自身でよく考えてそして納得したものが最適であるということです。
最新の治療は最善ではなく、
自分で納得したものが最善です。
ベースとなる考えをまず持つことです。
そのために情報収集を普段から行うのは現代において必須行為です。
誰かが言ったから信じるのは楽であるが危険性が含まれます。
もちろん探せば探すほどよくわからなくなることがあります。
当然ですが、最終的に理解できるレベルには限界があり、
信じざるを得ないレベルにどうしても達してしまうと思います。
そのためNBM(Narrative-Based Medicine)も大切になってきます。
診査の大切さ
医院内でのディスカッションしたところ、
共通の見解として『見ることを大事する。』という事になりました。
診なければ、診断できない、計画が立てられない、計画がなければ治療にならない。という結論になりました。
『その固有の形態がより早く崩壊をする、機能不全に陥るもしくは喪失することになる状態』
にならないようにはじめに十分に診査することを大切にすることが、当医院で一致した見解となりました。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
“当院では”歯を守る”重要性を含めて、歯周病治療、根管治療、矯正治療、インプラント治療、被せもの治療と総合的に診査・治療を行っています。
ご興味いただけた方は、ぜひ、下記の診査案内のページ、審美歯科治療ページをご覧ください。